福生市議団ニュース №30 6月市議会報告
2015.8月 №030-②
遅くなりましたが、6月市議会報告です。戦争法をなんとしても廃案にしなければと、がんばっておりますので、ついついニュースづくりが後回しになってしまいました。
今回のニュースは、一般質問を裏面に回し、1本の決議(オスプレイの横田基地への配備計画は再検討を)と、1本の意見書(安全保障関連法案の慎重審議を求める意見書)についての福生市議会の対応についての記事を表面にしました。福生市議会として発行している「福生市議会だより№198」と合わせてお読み下さい。
反対を無視した、一方的なオスプレイの横田配備通告には全市議が反対し、決議が可決できたことは画期的だと思います。日本政府が、米軍と一緒になって、福生市などに押しつけようとしているのに、自民党、公明党の皆さんが勇気を持って計画見直しの決議に賛成したことは大きく評価したいと思います。
しかし、このオスプレイ横田配備と密接な関連性を持つ安全保障関連法案には賛成のようで、慎重審議を求める最低限の意見書には、自民党、公明党の皆さんが反対し、否決されてしまいました。私が提案者となり、奥富喜一(共産党)、三原智子(生活者ネット)、田村正秋(市民派クラブ)の3人が賛成討論を行いました(詳しくは、福生市のHPからインターネット中継録画をご覧下さい)が残念です。議会では、否決されましたが、市民の中ではきっと多数派であると確信しています。どの全国的な世論調査でも、この法案に反対が過半数を超え、慎重審議を求める声は80%を超えています。全国の地方議会から300件もの意見書(反対・廃案 145、慎重審議 155)が国に寄せられています。注目すべき事は、自民党、公明党の地方議員も賛成して可決された意見書が100を超えていることです。それほど、この法案はごり押しするには無理がある違憲立法であり、戦争する国につながることを多くの人が感じているのだと思います。