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2019年4月29日

福生市議会の改革は急務

2019年5月用 ②
 福生市議選が終わり、私も無事、3選を果たすことができました。ありがとうございました。

 この選挙戦が始まる直前の4月9日に、市民の方から、福生市議会の遅れた現状について、同日付の朝日新聞をもとに、厳しいご意見をいただきました。①議員定数、②議員報酬、③政務活動費、④議会基本条例、⑥議員個人の賛否公開、⑦住民との意見交換の7点についての都内62区市町村議会の現状比較です。この7項目以外にも大事な項目があるようにも思いますが、少なくとも、この7項目に関しては、福生市は遅れていると言われても仕方ありません。
 私は、議会改革の際の最も重要な視点は、2元代表制をもって、地方自治の目的を達しようとする憲法の立場から考えて、議会が市長に対してしっかりチェック機能を発揮することだと思います。そのための仕組みがしっかりできているかどうかです。その意味で、福生市議会の決定的欠陥が、議会としての意思決定が議員同士の討論抜きでいきなり採決に付されることです。市長側への質疑が終わると、議員同士の討論抜きで、採決なのです。これでは、問題点が深く掘り下げることができません。市民にとってもよくわからない決定になってしまいます。ここの改革が重要です。