福生子育て商品券で元気な子どもたちと活気ある商店街を
55号 2016年3月doc
一般質問では学校給食費無料化と子育て支援商品券を提案しました。
福生市の人口減少は近隣市より早く、すでに14年も前から始まっています。これを解決することが福生市の最大の課題です。人口増減は社会増減と自然増減の二つの要素の合計です。
社会減対策として有効な学校給食費無料化を!
福生市の社会減(転出が転入より多いこと)は21年も前(平成5年)から始まっています。特に子育て世代が小学校入学前後に市外へ転出してしまうことが目立っていました。中学校給食が福生市にだけなかったことが大きな原因と思われます。私が5年前に市議会議員になって以来、毎議会でこの問題を取り上げ、ついに来年からの実施が決まりました。来年以降、子育て世帯の転出が減るか注目しています。
しかし、中学校給食はすでにどの自治体でも実施していることであり、転入増までは期待できません。一方、学校給食費は一人5万円/年もかかり、子育て世代にとって最も大きな保護者負担になっています。この学校給食費を無料化すれば、何よりも力強い子育て支援になります。「子育てするなら福生」でと転入が増えることも期待できます。必要な費用も予算の0.5%であり、固定経費として十分確保できます。
自然減対策として有効な子育て支援商品券を!
福生市の人口減少のもう一つの要素である自然減(出生数が死亡数より少ないこと)は平成21年から始まっています。私が問題と感じるのは、経済的理由で子育て世帯が産む子どもの数が少なくなっていること(少子化)です。国の悪政が根本原因ですが、福生市にできる支援策を充実させることが大事です。福生市にも様々な子育て支援策がありますが、少子化対策としては決め手に欠けています。
私は、市民みんなが参加できて、商店街振興にもつながる子育て商品券事業を提案しました。市民と商店街と市が一体となって子育てを支援しよう熱い思いに依拠した事業です。市の費用もわずかで済みます。
詳しくはニュース「こんにちは池田公三です」を添付しましたのでご覧ください。