活動日誌

2018年1月31日

福生市の公民館活動(事業)は誇るべきもの

福生市の公民館事業40周年記念行事に参加しました。私は、福生市の自慢できることの一つが、社会教育としての公民館活動が根付いていることだと思っています。学校教育とは別に、子どもから大人まで、全ての市民に開かれた自主的な学びの場、自己実現の場、社会参加の場としての公民館が早くから整備されてきたのです。公民館本館(市民会館)、松林会館、白梅会館の3館のほか、さくら会館、扶桑会館、福東会館、かえで会館の地域会館や福祉センターがあり、市民の活動の場は豊富です。私自身も、福生に来て40年、合唱サークルやギターサークル、憲法学習サークルなどで公民館の恩恵を受けてきました。
今回の記念行事で、改めて公民館建設の経過が、市民(署名運動など)と行政との一体となった努力で実現したものであることが分かりました。公民館に登録しているサークルは200を超え、施設の利用料は免除されます。公民館、図書館(3館)、児童館(3館)など市民のための公共施設も整備されています。しかし今、国の音頭で、公共施設の統廃合計画が各自治体で進行しており、福生市も、市民一人当たりの公共施設の面積を東京都の平均水準にまで下げることを考えています。福生市は、公共施設が比較的充実しているといっても、利用者の立場からすると、希望の場所、希望の日時が他のサークルと競合し、抽選で確保できず、活動が中止になったりすることもあるのです。今後、しっかりと市民の声を発信していく必要があります。私も市民の声を市議会で反映していきたいと考えています。