2013年4月18日
横田基地で行う「関東航空機空中衝突防止会議」って知ってますか?
4月21日(日)に、横田基地で、「関東航空機空中衝突防止会議」が開催されるという情報提供が、防衛省から福生市に対してあり、市議会議員にも伝えられました。
これまでにも同様の会議はありましたが、考えてみれば、おかしな事です。日本政府が主催するならわかりますが、米軍が主催です。日本の空は米軍によって支配されているということが改めて思い知らされる情報ですね。一国の首都の空さえ管理できない国って、果たして独立国と言えるのでしょうか?
参加するのは、横田基地の軍人のほか、日本のパイロット、航空事業関係者です。41機の民間航空機が、この日、飛来するとか。関東平野一帯には、民間の小型機やグライダーなどの飛行施設があります。米軍は、民間のパイロットたちを呼びつけて、米軍の邪魔にならないように、彼らのルールを守らせるのでしょう。その空の下で暮らす我々市民には、どんな取り決めなのか、何も知らされません。福生市当局も詳しい内容はつかめないのです。福生市は、①参加飛行機が一時期に集中して飛来しないように。②参加者が離着陸の際、低空を旋回飛行しないよう伝えることを横田基地に要請しただけです。
横田基地の撤去を求める西多摩の会は、福生市など周辺自治体に対し、①自治体もこの会議に参加させるよう米軍と防衛省に要請すること。②正確な情報を入手し、広報などで市民に知らせるよう申し入れたそうです。