活動日誌

2021年6月18日

オリンピックパラリンピックの学校連携観戦の中止を申し入れ

インド株という新株の拡大によって、第5波の感染拡大が懸念される状況下で、菅政権・小池東京都知事は「安心安全」の根拠も示せぬまま、オリ・パラを開催を強行しようとしています。
そして、一方でコロナ感染拡大を防ぐために人流を抑える必要性を強調しながら、一方ではオリンピックを盛り上げるために施設に入れる観客数は5割だ、1万人限度だ等々、人流を国・都自ら作り出そうとする矛盾。
その観客に利用されようとしているのが団体で感染を組織できる子どもたちです。学校連携観戦という計画です。本来なら、子どもたちにオリンピック観戦をさせてあげたいところですが、今は、コロナ感染症流行の真っただ中です。真夏の猛暑の中、公共交通を利用して一般利用客の中を集団移動させるリスクは決して軽視できるものではないと思います。日本共産党福生市議団として、下記の通り、中止を申し入れました。

福生市長 加藤育男 様
福生市教育長 石田 周 様
                            2021.6.17
                      日本共産党福生市議団  池田公三
                                  市毛雅大
 
新型コロナウィルス感染症の拡大防止に関する要望書(4)

 福生市におかれましては、新型コロナウィルス感染症対策に懸命に取り組んでおられることに敬意を表します。
これまでに3回にわたって申し入れをさせていただきましたが、ワクチン接種について、キャンセル待ち希望者の受付、個別接種の検討等について、具体化をしていただき感謝いたします。補正予算第4号では、市民生活を支えるための更なる対策が盛り込まれており、期待しております。
一方、オリンピック・パラリンピックについては、感染を拡大させる危険性が高く、日本共産党としては中止を求めています。しかし、政府・東京都は「安心・安全」の根拠も示さぬまま、開催を強行しようとしています。そこで、下記の通り要望いたします。


1.学校連携観戦については、中止してください。
  インド株などの新株は、感染力が強く、子どもを含む若い人にも多くの患者が出ています。 無観客試合も検討されるような状況下で、わざわざ、子どもを危険にさらすような行事は中止すべきです。また、人流を抑える必要性が強調されている中、学校連携観戦は矛盾しています。今、多くの自治体で、学校連携観戦中止を決定しています。福生市としての賢明な判断を求めます。

2.聖火リレーについては、沿道での応援・見学は禁止し、ライブ中継・録画で楽しんでいただくよう、市民に周知・徹底してください。
以上